
【アテンド】
まず初めにこのヘッドセット、今手にもってもらっているんですけれども、これを付けていただきたいなと思います。 骨伝導のヘッドセットになっております。
【幸田】
音声ガイドって、外に漏れたりしますか。
【アテンド】
本当は漏れないんですけれども、お連れ様にもどんな感じか聞いていただこうかなと思いまして...今日は、アテンドの私が持っているスマホから音声を流れるようにしております。よろしいでしょうか。
【幸田】
ありがとうございます。
【アテンド】
大丈夫ですか。
【幸田】
大丈夫です。
【アテンド】
ちょっと左耳の方を失礼しますね。
(ヘッドセットの確認)

【アテンド】
右耳の方失礼します。
【幸田】
ごめんなさい。
【アテンド】
いえいえ。
(ヘッドセットの確認)
【アテンド】
右耳の方にマイクがついておりまして、このマイクにしゃべりかけてもらうというかたちになります。
なので、普通に前を向いて話してもらったら、マイクが読み取ってくれるので。
それで音声対話などをする際は、普通に話してもらえれば大丈夫です。
【アテンド】
ではいまから機体の方を触っていただこうかなと思います。
利き手はどちらですか?
利き手は右手ですかね。
【幸田】
はい。利き手は右手です。

【アテンド】
では今から右手で触ってもらいます。
(右)手を失礼します。
今、持っていただいているところがハンドル部分になります。
進行方向が左向きになっておりまして、この状態が進行方向です。
実際にもって体験していただくときには、左手で、利き手ではない方で持ってもらいますけれども、今は右手で触っていただこうかなと思います。

【アテンド】
そのまま前に行ってもらったら、下に行きます(おります)。
今触っていただいている部分にGPSのようなものが入っています。
GPSではなくて、それよりもハイレベルなRTKというものになるんですけれども。今触っていただいているところにそれが入っています。

【アテンド】
では次に下に行きます。
筒状のものがあります。
【幸田】
これですか?
【アテンド】
あっ、それです。
この筒状のものがLiDAR(ライダー)センサというセンサーになっております。
最大120mくらいの人とか障害物を検知するというようになっておりまして、万博では50mくらいの人とか障害物を検知してくれているよ、ということになります。

【アテンド】
そのまま、前の下の方に行きます。
今、へこみがあると思うんですけれども。
【幸田】
これですかね。
【アテンド】
そうですね。
そのツルツルしている部分がカメラになります。
今、前方のカメラを触っていただいているんですけれども、これが両側面にもございまして、こちら側と、反対側にもございます。
このカメラがRGB-Dカメラと申しまして、人の動きとかを見ているものになります。
周辺の情報とかも見ているものになります。
また、今触ってもらっている前方の面になるんですけれども。

【アテンド】
そのまま下に行ってもらうと
(前面下方に手を這わす。)
【アテンド】
そこにもツルツルしたものがあります。
これもさっき触ってもらった筒状のものと同じLiDARセンサというものがついておりまして、これは低位置センサーになっていて、低い位置の障害物などを認識してくれているものになります。
ここに小さい前方のタイヤがございます。
【幸田】
はい。あります。

【アテンド】
はい。ちょっと回転させますね。
(スーツケースを回す)
【アテンド】
ちょっと手を失礼します。
それで、四角状のスーツケースになっております。
後ろに行ってもらって、下のところに大きいタイヤがあると思います。
【幸田】
大きいタイヤがあります。
【アテンド】
はい。こちら後ろのタイヤが大きいものになっております。
大体3cmくらいの段差なら、自動的にこの子が乗り越えてくれるよということになっております。
【幸田】
すごいです。

【アテンド】
ありがとうございます。
そのまま右の方に行ってもらって、上に上がって、それで四角というふうになっています。
そのまま上に行ってもらったら、またハンドルの方に戻ってきます。
今右手で触っていただいているものが、スマートフォンになります。
そこにスマートフォンをセットさせていただいております。
という感じのスーツケースになっております。
【幸田】
すごいです。
大きくて、格好いいです。
【アテンド】
白色の四角のスーツケースとなっております。
側面とかはメッシュ状になっておりまして、雨の日は使えないんですけれども。
防水機能はないという感じなのですけれども。
こんな感じの機体になっております。
今からハンドルの説明をさせていただくんですけれども、右利きで大丈夫ですか?
【幸田】
はい、右利きで大丈夫です。

【アテンド】
では少し失礼します。
前に来てもらって。
左手でお願いします。
今触ってもらっているハンドルの下の部分ですね。
ツルツルした長方形の小さい。
【幸田】
あっ、これですね。

【アテンド】
そうです。そうです。
これがタッチセンサーになっております。
ここに触れていることで、ロボットが動いて、ここから離すと、ロボットが止まるよというものになっております。
基本的には握っていてもらったら動くんですけれども、何か止まってほしいなあと思われた時には、「パー」してもらったら、それで止まるので、操作はグー・パー・グー・パーでしていただくようにお願いします。

【アテンド】
次に、それより前に行ってもらうと、丸いところがあると思います。
【幸田】
はい、時計の針みたいな。
【アテンド】
そうです。
そこには、人差し指か親指を置いてもらうものになっておりまして、進行方向を教えてくれるものになります。
今は左斜め前。
【幸田】
11時くらい?ですね。
【アテンド】
11時くらいの方を向いているんですけれども、ロボットが右に曲がるよというときは、これが右にグルって回ってくれて、左に曲がるよというときは、これが左に回ってくれるよというものになります。
【幸田】
この針の向きで方向を把握するということですね。

【アテンド】
そうです。そうです。
もっと前に行ってもらうと、十字キーがございます。
まず、右側の3時の方向にあるボタンがスタートボタンになります。
こちらがヘッドセットで、右のボタンを押してくださいのような支持があるので、その際に押していただくようにお願いします。
次に十字キーの12時の方向、上のボタンになるんですけれども、こちらがカメラで撮った周辺の情報を教えてくれるよというボタンになります。
次に下の6時の方向にあるボタンがAI対話を開始するボタンになります。
この縦のボタンは両方とも長押しをすると、スピードを変えることができまして、12時のボタンを長押しすると、スピードを上げることができて、6時のボタンを長押しすると、スピードを下げることができるようになっております。
最後に9時のボタンを押すと、自動、主導を切り替えることができるようになっております。
今日は左の9時のボタンは使わないので、12時、3時、6時のボタンだけです。
【幸田】
覚えます(笑)
【アテンド】
私も一緒に行かせてもらうので、わからないことがありましたら、聞いてください。
【幸田】
ありがとうございます。
【アテンド】
次に立つ位置になるんですけれども、今の位置でいいくらいです。
もう少し右に立ってもらっていただいても大丈夫ですか。
こんな感じの位置で。
【幸田】
手がちょうど90度くらいになる感じで。

【アテンド】
もうちょっと下げようと思うんですけど、大丈夫ですか。
【幸田】
はい、下げていただいた方が楽です。
【アテンド】
ここまでしか下がらなくて。
一応ひじが90度くらいのところがいいといわれている目安になるんですけれども、この辺りはどうですか。
【幸田】
すごく、一番いい感じです。
【アテンド】
一番いい感じですか。
ではこの辺りで固定させていただきます。
それで、今よりも前に立ってしまうと、横についているカメラとかセンサーに反応して止まってしまう恐れがございますので、できれば今いる位置の感覚を覚えていただいて、半歩後ろという感じでお願いします。
この子は引っ張って行ってくれるものにはなるんですけれども、引っ張られるのではなくて、一緒の同じスピードで、一緒に歩く感じで歩いてもらえたらなと思います。
【幸田】
ありがとうございます。
手引きしてもらっている感じですね。
【アテンド】
そうですね。
それでお願いします。
最後に注意事項になるんですけれども、まず、こちらは精密機械になっておりまして、ハンドルには繊細なセンサーなども入っているので、持ち上げようとしないようにお願いします。
次に斜めに押したり、横倒しにもしないようにお願いします。
混雑しすぎて動けなくなってしまった際やエラーが起きてしまった際などは手動に切り替えさせていただくことがあるんですけれども、その際はアテンドが操作するので、それの指示に従っていただきますようにお願いします。
【幸田】
はい、わかりました。

【アテンド】
今から少しボタンの操作をしていただこうかなと思います。
まず、上に行ってもらって、12時のボタンを軽く1度押してみてください。
【スーツケース】
周囲の状況を確認しています。
【アテンド】
音声聞こえていますか。
【幸田】
はい、「周囲の状況を確認しています」と言いました。
【アテンド】
音量も大丈夫ですか。
【幸田】
はい、大丈夫です。
【スーツケース】
(申し訳ありません。音量が小さく、内容が聞き取れません。)
左手には、光の広場と呼ばれる場所があり、噴水のある美しい空間と木材で出来た大屋根リングの骨組みが規則的に立ち並んでいます。
前には、人々が待機するエリアがあり、来儒者たちが興味深く展示物を見ている様子がうかがえます。

【アテンド】
という感じで周囲の情報を教えてくれます。
次に下のボタン、6時のボタンを軽く1度おしてみてください。
【スーツケース】
こんにちは。万博会場での疑問や質問があれば、何でもお手伝いします。気軽にお尋ねください。
【アテンド】
「近くにあるパビリオンは」と聞いてみてください。
【幸田】
近くにあるパビリオンは。
【アテンド】
ちょっと考える時間が必要になるので、少々お待ちください。
【幸田】
はい
【スーツケース】
すぐ近くに日本パビリオンがあります。
ロボット&モビリティーステーションが体験できる施設です。ロボットのデモンストレーションが体験できます。
AIスーツケースの移動体験が可あります。
キャラクターの「ミャクミャク」と記念撮影できるスポットや写真展示があります。
それぞれ異なる体験が楽しめる施設ですので、気になる場所があればご案内しますね!
【アテンド】
もう1度下のボタンを押していただいてもいいですか。
もう1度、6時のボタンを軽く1度お願いします。
【スーツケース】
(スーツケースは無音です。)
【アテンド】
今で終了になりました。
終了のボタンをもう1度押さないと、マイクで音声を聞き取って聴き取ってしまって、自動的に認知しちゃうので、下のボタンを押していただくようにお願いします。
【アテンド】
次に上のボタンを長押しでお願いします。
【スーツケース】
0.55、0.60
【アテンド】
今数字が聞こえたと思うんですけれども、数字が聞こえたらスピードが変わったよという合図になります。
基準が0.5になっておりまして、2段階挙げていただいたので、今0.6になっております。
これが最大1まで上げることができて、普通は(0.)3.5から(0.)8ぐらいのスピードになっております。
次に下のボタンを長押しで、今、0.60になっているので、0.50までさげていただいてもよろしいですか。
【スーツケース】
0.55、0.50、0.45
【幸田】
あっ、行きすぎましたね。
【アテンド】
ではまた上を押してください。
【スーツケース】
0.50
【アテンド】
はい、これで、この0.50で今から行きたいと思います。
と言う感じでボタンを操作していただいたらなと思います。
今のところ、ご不明な点とかは大丈夫ですか。
【幸田】
はい、大丈夫です。
【アテンド】
ありがとうございます。
今から外に出まして、位置情報を調整してから体験開始というかたちでさせていただきます。
【幸田】
お願いします。
【音声解説】 動画は以上です。