無人決済システムのコンビニでスイーツを買ってみた

今回は、近鉄布施駅4階の奈良線ホームにある無人決済システムを導入したコンビニエンスストア「ファミリーマート」でFacetimeを使って買い物をしてみました。
 

「ファミリーマート近鉄布施駅4階奈良線ホーム/S店」は2022年11月、TOUCH TO GO(東京都港区)が開発した無人決済システムを導入した関西初の店舗として、リニューアルオープンしました。
 

店内には、数十台のカメラが設置され、入店者の顔と手に取った商品がリアルタイムで認識されます。商品を持ったまま出口近くにある決済端末をタッチすると、ディスプレイ上に購入商品と合計金額が表示されます。

支払い方法は、バーコード決済、交通系電子マネー、クレジット、現金が利用でき、画面の指示に従って支払いを済ませます。入店から決済まで店員さんと顔を合わせることなく買い物ができるため、朝のラッシュ時や電車の乗り換え時など忙しいときも短時間で買い物できます。まさに、「次世代のお買い物体験」ができる店です。
 

しかし、視覚障がいがある方が一人でほしい商品を手に取り、タッチパネルを操作しながら支払を済ませることは、非常にハードルが高いものです。

そこで、株式会社ファミリーマートにご協力をいただき、iPhoneのFaceTimeを使い、離れた場所にいる人に店内の情報を見てもらいながら、視覚障がいのある私が無人決済システムを導入したコンビニで一人で買い物ができるのか、検証してみました。

 

カメラ(右写真ではオレンジの矢印で指し示しています)は、置いてある商品を持ち出したところで買おうとしていると判断しているようです。
今回、特別の許可を得てエコバックを用いましたが、きちんと計算されていました。

通常は、入り口にある買い物カゴに商品を入れて、会計に持ち込んでください。
「瓜田不納履、李下不正冠(かでんに くつをいれず、りかに かんむりをたださず)」という古いたとえがあります。不正行為を疑われることのないよう、行動には気を付けておくことが重要です。
 

動画では、じゃがりこのたらこバター味とモンブランのプリンを購入して、PayPay(バーコード)で支払いました。
会計前までの「お買い物編(mp4ファイル 8分37秒 101MB)」と支払いを終えて出てくるまでの「お会計編(mp4ファイル 約8分 94MB)」に分かれています。

注意)この動画は大量のデータ通信を必要とします。スマートフォン等の契約内容によっては料金が高くなる場合がありますので、あらかじめご注意ください。また、読み込みに時間がかかる場合があります。

 

「お買い物編(8分37秒)」 
動画の趣旨説明から、
Facetimeを使ってコンビニ
エンスストア内で買い物をす
る様子をご覧ください。

 

「お会計編(約8分)」
「お買い物編」のダイジェス
トから会計を済ませてスプー
ンやお手拭きを獲得して店を
出るまでをご覧ください。

 


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