メールアドレスを登録いただくと、毎月月末に下記のようなメールマガジンが配信されます。
なお、以下のメールマガジンは最近のものではありますが、URL等は配信当時のものですので、リンクはしておりません。
このサンプルでは、段落単位で読み上げるよう再編集しています。配信されるメールマガジンでは、メールソフトの表示の関係から文節単位区切りで改行されています。より実際の配信形式に近いメールマガジンのサンプルはこちらです。
また、配信されるメールマガジンには、ページ内ジャンプおよび見出しに戻る機能はありません。あらかじめご了承ください。
以下はメールマガジンのサンプルです。
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障がい者のIT利用支援に関する情報を配信しています。
大阪府ITステーション情報マガジン
2023年12月28日 配信 (令和5年度第9号)
http://www.itsapoot.jp/
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【3】 受講者大募集!お急ぎください!
令和5年度第4回大阪府障がい者ITサポーター養成研修会のご案内
【5】(外部情報)
障がいのある方対象の職業訓練 令和6年4月入校生募集のお知らせ
【6】(外部情報)
令和5年度 第3回障がい者企業面接会のお知らせ
【7】 幸田麻由の職場レポート
字幕表示システムCotopat発売元インタビュー
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★メルマガの大見出しの前には、【数字】を付け、
中見出しの前には、◆や◇をつけています。
小見出しの前には、●や○をつけています。
スクリーンリーダーを利用してお読みの方はご活用ください。
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大阪府ITステーションは、令和5(2023)年12月29日(木)から令和6(2024)年1月3日(水)まで休業いたします。
なお、令和6年1月4日(木)から通常業務となります。
就労支援IT講習は、令和6年1月5日(金)から開講します。
また、休業期間中のホームページからのお問合せにつきましては、令和6年年1月4日(木)以降、順次対応いたします。
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大阪府在住の障がいのある方で、就労を希望されている方を対象に、就労支援IT講習を実施しています。
受講を希望される場合は、事前に相談の予約をお願いします。
◆就労相談予約方法
電話、FAX、Eメールにてお願いします。
電話番号:06-6776-1222
FAX番号:06-6776-1281
E-mail:shien@itsapoot.jp
※メールの場合は、必ずお名前と連絡先の電話番号を明記してください。
◆予約受付時間
月曜日から金曜日(土曜・日曜・祝日・年末年始休館)
午前9時00分から午後4時30分
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大阪府障がい者ITサポーター(パソコンボランティア)を養成する研修会を実施します。今年度も残すところあと1回となりました。ボランティアが初めての方、ご自身のパソコンスキルを発揮したい方、手話ができる方、アクセシビリティについて知りたい方、等々のご応募をお待ちしています。
なお、応募者多数の場合は抽選とさせていただきます。
○応募資格
(1)大阪府ITステーションのボランティアとして協力していただける方。
(2)大阪府内に在住・在勤・在学(ただし、高校生不可)の方。
(3)申し込み時点で18歳以上の方。
(4)Word、Excel、インターネット等の基本的な操作説明ができる方。
(5)研修会の各回の2日間の日程に参加いただける方。
○研修内容
IT講習会で活動するうえで必要な講師・サブ講師の心構えや身につけていただきたいアクセシビリティの知識を学んでいただきます。
○受講料
受講料は、無料です。
○日程・会場等
第4回
日程:令和6年1月15日(月)・16日(火)
時間:午前9時30分から午後4時30分(休憩1時間)
場所:大阪府ITステーション
申込締切:令和6年1月4日(木)
○申込み方法
大阪府ITステーションのホームページの新着情報、または、下記URLにアクセスして申込を行ってください。
第4回ITサポーター研修会
http://www.itsapoot.jp/supporter/sapoken2023-04.html
○お問い合わせ先
〒543-0002 大阪市天王寺区上汐4丁目4-1
大阪府ITステーション
大阪府障がい者ITサポーター養成研修会 係
電話番号:06-6776-1241
FAX番号:06-6776-1281
E-mail:sapoken@itsapoot.jp
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令和5年11月18日(土)19日(日)、国際障害者交流センター(ビッグ・アイ)にて「第20回 共に生きる障がい者展」が開催されました。
このイベントは、障がい者の自立と社会参加の促進をテーマとするとともに、府民に障がいや障がいのある人を正しく理解してもらうことを目的に、大阪府、大阪府教育委員会、社会福祉法人大阪障害者自立支援協会が主催して毎年開催されているものです。
大阪府ITステーションではITサポーター5名にご協力をいただき、11月18日(土)に「IT支援機器利用体験」「iPad便利機能・アプリ紹介」を会場にて実施しました。
「IT支援機器利用体験」では、エントランスホールに各種支援機器を展示し、来場者に、マウスやキーボードの代わりに視線やスイッチで、パソコンやiPadを操作する体験をしてもらいました。
体験された50名以上の方には、3Dプリンターで作成したペットボトル・缶オープナーと、パインアメを進呈しました。
体験後のアンケートでは「普段触れることのない機器を使用できて勉強になった」「子どもが楽しく学べた」といった感想を多くいただきました。
講師・サブ講師はすべて大阪府ITサポーターが務めました。
Siriや拡大鏡、音声入力やGoogleレンズの利用などを紹介し、こちらもアンケートでは「知らなかった機能が知れてよかった」「これからもっと便利に使うことができそう」といった感想をいただきました。
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大阪障害者職業能力開発校、府立高等職業技術専門校、障がい者特別委託訓練施設で、令和6年4月入校生を募集しています。
募集案内『職業訓練ガイド LET'S TRY!2024』は、大阪障害者職業能力開発校、各高等職業技術専門校、ハローワークなどで配布するほか、以下のURLからも確認することができます。
https://www.pref.osaka.lg.jp/attach/488/00459526/letstry2024_hp_shougai.pdf
障がい別の募集案内は以下のURLをご覧ください。
◆障がいの種別を問わない
https://www.pref.osaka.lg.jp/attach/488/00459526/fumon.pdf
◆身体障がい・視覚障がいのある方へ
https://www.pref.osaka.lg.jp/attach/488/00459526/sintai.pdf
◆知的障がいのある方へ
https://www.pref.osaka.lg.jp/attach/488/00459526/chiteki.pdf
◆精神障がい・発達障がいのある方へ
https://www.pref.osaka.lg.jp/attach/488/00459526/seisinhattatsu.pdf
入校願書等の応募に必要な書類は、ハローワークで配付され、選考には学科試験と面接試験等が行われます。
障害のある方対象の科目は、入校選考料、入校料、授業料が無料です。
詳しくは下記URLをご参照ください。
https://www.pref.osaka.lg.jp/nokai/a-new/202404boshuu.html
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企業と就職をめざす障がい者の出会いの場「障がい者企業面接会」が、エル・おおさかにて開催されます。
日時:令和6年1月31日(水) 午後1時から午後5時
場所:エル・おおさか本館11階(大阪市中央区北浜東3-14)
最寄駅:京阪電車・Osaka Metro谷町線(天満橋)駅より西へ300m
京阪電車・Osaka Metro堺筋線(北浜)駅より東へ500m
対象:就職をめざす障がいのある方
(参加するにはOSAKAしごとフィールドへの登録と、参加申込フォームへの規登録が必要です)
参加企業:4社
参加費:無料
持ち物:履歴書・職務経歴書
申込方法:下記URLにアクセスし、申込フォームにログインしてご応募ください。
https://lgpos.task-asp.net/cu/270008/ea/residents/procedures/apply/9efd4dce-3ed8-44ea-825c-4ee32af88126/start
申込締め切り:令和6年1月17日(水) 午後5時
※ 応募はお一人あたり2社までです。
※ 定員を超えた場合参加できないことがあります。
※ OSAKAしごとフィールドへの登録は下記から行ってください。
https://secure.shigotofield.jp/member/
※ インターネット環境のない方は、
大阪府 商工労働部 雇用推進室 就業促進課 障がい者雇用促進グループに連絡してください。
○お問い合わせ先
大阪府 商工労働部 雇用推進室 就業促進課 障がい者雇用促進グループ
電話番号:06-6360-9077
FAX番号:06-6360-9079
メール:shugyosokushin-g04@gbox.pref.osaka.lg.jp
参加企業等、面接会の詳細情報は下記のURLをご覧ください。
https://www.pref.osaka.lg.jp/koyotaisaku/mensetsu/index.html
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字幕表示システムCotopat発売元インタビュー
今回は2023年8月に発売された字幕表示システムCotopat(以下「コトパット」)の発売元である京セラドキュメントソリューションズジャパンの担当者の方にコトパットの開発秘話や今後の展望について話を伺いましたので、その内容を紹介します。
コトパットは、聴覚障がいのある方や高齢で耳が遠くなった方など、音声でのコミュニケーションに不安を持つ方の課題を解決するために2021年から開発したシステムです。目の前に設置されたアクリル板を活用し、発言内容を文字や図解、動画で表示することができます。
また、現在7種類の翻訳言語にも対応しており、海外の方との意思疎通もスムーズに行えます。
幸田:コトパットを開発しようと思われたきっかけは何ですか。
担当者:新型コロナウイルスの流行により、アクリル板の設置やマスクの着用など新しい生活様式が浸透しました。そのため、アクリル板の設置によって声が聞こえづらくなったり、マスクの着用によって口元が見えないなど、聴覚障がいのある方や難聴の方にとってコミュニケーションがとりづらい環境となりました。そこで、誰もが円滑にコミュニケーションが取れるようにという思いからコトパットを開発しました。
窓口などの対面式の会話を想定し、単に発話内容を文字に起こすだけではなく、お互いの表情や身振り手振りなど、声以外のコミュニケーションにおける重要な要素を損なわないようにシステムを構築することができないかを考え、透明のアクリル板を活用することにしました。
幸田:コトパットの文字認識機能にはAI技術が使われていますか。また、インターネットに接続して使用する必要がありますか。
担当者:文字認識にあたり、文脈判断の機能があり、そこにAIを使用しています。また、テキスト変換機能、翻訳機能にクラウドサービスを利用しています。そのため、インターネットへの接続は必須になります。
クラウドには、日常会話で使用する用語が数多く蓄積されています。また、関西弁など利用される頻度の多い方言も使われるごとに学習していきます。医学や福祉など各分野で使われる専門用語は、利用者が個別に登録していただく仕組みにしています。
単語の登録は、コトパットの設定メニューから簡単に行うことができます。
幸田:コトパットは発言内容を文字におこす以外に、図解や動画も表示することができると聞きましたが、それはどのようなプロセスで行うのですか。
担当者:使用する図解や動画と、それらを呼び出すキーワードを関連付けて登録しておきます。会話の中で登録されたキーワードが発せられるたびに該当する図解や動画が表示されます。
実証実験では、聴こえる方からも図解や動画があると分かりやすいというご意見をいただきました。
幸田:コトパットは誤った発言内容(言い間違いや誤認識)を手元で修正する機能はありますか。
担当者:コトパットはシンプルな操作を目指したこともあり、手元で訂正する機能はありません。言い間違いや誤認識がある場合は、再度言い直して訂正する必要があります。
通常話されているスピードで話し言葉の語尾まではっきり発音すると比較的正確に認識できます。
将来的には、言い間違いや誤認識を手動で修正する機能を加えたいと考えています。
幸田:市役所や駅など、にぎやかな場所で確実に発言者の声を認識するために工夫された点は何ですか。
担当者:極力周辺の雑音の影響を受けず、発話者の声だけを拾えるように指向性の高いマイクを採用しています。実証実験では、他の人の声を認識することはほとんどなく、問題なく運用できました。
また、ある市役所の窓口で行った実証実験では、コトパットを使うことで、話し手と聞き手の双方の声のボリュームが下がったという結果もあります。
話した内容を文字化することで、「話が伝わっていないのではないか」という不安を緩和して、お互いが安心して会話できるようになった結果が表れていると考えています。
幸田:今後、コトパットをどのように発展させていきたいと考えていますか。
担当者:コトパットは身振り手振りや表情など、コミュニケーションで使用する情報を損なわず、図解や動画、重要語句の強調表示を用い、分かりやすく自然な形でコミュニケーションが取れることを目指しています。
今後は、双方向の会話の文字化、会話ログの保存機能の導入なども検討したいと思います。
また、アクリル板への表示に加え、タブレットなどにも対応することで、様々な場面でコトパットを活用できるよう検討していきたいと考えています。
【インタビューを終えて】
インタビューを通じ、担当者の方々の熱い思いが伝わってきました。
大学、役所、病院、観光施設、ホテル、銀行などなど、相手の顔や動作を見ながらコミュニケーションを取る必要がある場所はたくさんあります。
聞こえない、聞こえづらい、日本語がわからないなど、コミュニケーションに不安を感じている人は多くいると思います。様々な場所で導入され、多くの人のコミュニケーションをサポートするツールとしてますます発展することを願っています。
今回もインタビュー風景と実際にコトパットを使用した写真を掲載しています。
ご興味のある方は下記URLにアクセスしてご覧ください。
http://www.itsapoot.jp/mailmaga/interview202312.html
【参考URL】
京セラドキュメントソリューションズ
https://www.kyoceradocumentsolutions.co.jp/
字幕表示システムCotopat
https://www.kyoceradocumentsolutions.co.jp/products/ict-service/communication/cotopat/
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ことし1年の世相を漢字一文字で表す「今年の漢字」には「税」が選ばれました。全国公募第1位だったそうですが、どうもピンと来なくて、計算してみると応募総数の4%を占めていただけとわかり、複雑な世相を漢字一文字で表す限界を感じました。
一方「流行語大賞」には「アレ」が選ばれました。阪神タイガースの岡田監督の名言ですが、こちらは納得された方も多いのではないでしょうか。
もとはただの指示語なのにもかかわらず、同じ目標を共有する者同士の連帯感を高める言葉になったのですから、面白いですね。
おかげで本当に何かが思い出せないときでも「あれがあれが」と言うだけで笑いを取れるようになったのですからありがたいことです。
しかし、この「アレ」のように連帯感のあるもの同士で通じる言葉は、同じ目標や同じ知識を持たない人には強い疎外感を与えるものでもあります。
だから使い方には注意しないといけないと肝に銘じつつ、来季は「アレンパ」になるといいなと夢想しています。
(文:H)
では、また次号でお会いしましょう。
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