メールマガジンのサンプル(テキスト編集版) 

メールアドレスを登録いただくと、毎月月末に下記のようなメールマガジンが配信されます。

なお、以下のメールマガジンは最近のものではありますが、URL等は配信当時のものですので、リンクはしておりません

このサンプルでは、段落単位で読み上げるよう再編集しています。配信されるメールマガジンでは、メールソフトの表示の関係から文節単位区切りで改行されています。より実際の配信形式に近いメールマガジンのサンプルはこちらです。

また、配信されるメールマガジンには、ページ内ジャンプおよび見出しに戻る機能はありません。あらかじめご了承ください。


以下はメールマガジンのサンプルです。

 

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  障がい者のIT利用支援に関する情報を配信しています。

       大阪府ITステーション情報マガジン

          2023年8月31日 配信 (令和5年度第5号)

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 【1】 受講者大募集!就労支援IT講習のご案内

 【2】 受講者大募集!令和5年度大阪府障がい者ITサポーター養成研修会のご案内

 【3】 障害者雇用支援月間について

 【4】 (外部情報) 大阪障害者職業能力開発校 テクノ講座(在職者訓練)のお知らせ

 【5】 (外部情報)日本ライトハウス展~全国ロービジョンフェア2023開催のお知らせ

 【6】 幸田麻由の職場レポート ポーランドの交通事情その3 ―― 電車について ――

 【7】 今月のひとこと 旬:実りある季節

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   ★メルマガの大見出しの前には、【数字】を付け、

    中見出しの前には、◆や◇をつけています。

    小見出しの前には、●や○をつけています。

   スクリーンリーダーを利用してお読みの方はご活用ください。

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【1】 受講者大募集!就労支援IT講習のご案内

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大阪府在住の障がいのある方で、就労を希望されている方を対象に、就労支援IT講習を実施しています。

受講を希望される場合は、事前に相談の予約をお願いします。

就労支援IT講習は、障がいのある方がパソコンを学習するさいにサポートできるよう、研修を受けた「大阪府障がい者ITサポーター」が講師を務めています。

ITサポーターAさんから一言いただきました。

昨今のデジタル化は、出来て当たり前が尋常化されている感がしませんか?

「マウスが持ち難い、文字が見え難い、聞こえ難い」等など、本当にデジタルを必要としている方はどうでしょう…。マウスが持ち辛い方へは、マウスに代わる機器を。文字が見え辛い方、聞こえ辛い方へは、ITステーションに於いては同じ境遇の講師がそれぞれ対応しています。

パソコンのみならず、デジタルが必要な方へ多種多様なデジタルが届けられるよう、サポーターの一人として役に立てるよう奮闘しています。

自分一人で悩まないで勇気を出してデジタルの扉を開けて見ませんか?

ITステーションとサポーターがお待ちしています。

 

◆就労相談予約方法

電話、FAX、Eメールにてお願いします。

電話番号:06-6776-1222

FAX番号:06-6776-1281

E-mail:shien@itsapoot.jp

※メールの場合は、必ずお名前と連絡先の電話番号を明記してください。

 

◆予約受付時間

月曜日から金曜日(土曜・日曜・祝日・年末年始休館)

午前9時から午後4時30分

 

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【2】 受講者大募集!令和5年度大阪府障がい者ITサポーター養成研修会のご案内

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大阪府ITステーションでは、IT(情報通信技術)を活用し、就職を目指している大阪府内在住の障がいのある方を対象に、就労支援IT講習(スタート・基本・実践講習など)を障がい種別に応じて実施しています。

10月に第3回、来年1月に第4回を開催いたします。

ボランティアに興味のある方、ご自身のパソコンスキルを発揮したい方、手話ができる方、支援機器やアクセシビリティ機能について知りたい方、等々のご応募をお待ちしています。

 

◇スタート講習(個人指導)

パソコンの基本操作(キーボードやマウス等)や基礎知識を学びます。講習は、講師と受講者の一対一で、個人指導の講義形式で行います。

※聴覚障がい者対象の講習は、手話のできる講師が行います。手話を使わない方に対しては、発話、筆談、音声認識アプリを使うなど、必要に応じてコミュニケーションを取ります。

※視覚障がい者対象の講習は、WindowsやPC-Talker(画面読み上げソフト)等の基本操作を学びます。

 

○応募資格

(1)大阪府ITステーションのボランティアとして協力していただける方。

(2)大阪府内に在住・在勤・在学(ただし、高校生不可)の方。

(3)申し込み時点で18歳以上の方。

(4)Word、Excel、インターネット等の基本的な操作説明ができる方。

(5)研修会の各回の2日間の日程に参加いただける方。

 

○研修内容

IT講習会で活動するうえで必要な講師・サブ講師の心構えや、身につけていただきたいアクセシビリティの知識を学んでいただきます。

 

○受講料

受講料は、無料です。

 

○日程・会場等

第3回

日程:10月11日(水曜)・12日(木曜)

時間:午前9時30分から午後4時30分(休憩1時間)

場所:大阪府ITステーション

申込締切:9月26日(火曜)

 

第4回

日程:令和6年1月15日(月曜)・16日(火曜)

時間:午前9時30分から午後4時30分(休憩1時間)

場所:大阪府ITステーション

申込締切:令和6年1月4日(木曜)

 

○申込み方法

大阪府ITステーションのホームページの新着情報、または、下記URLにアクセスして申込を行ってください。

 

第3回ITサポーター研修会

http://www.itsapoot.jp/supporter/sapoken2023-03.html

第4回ITサポーター研修会

http://www.itsapoot.jp/supporter/sapoken2023-04.html

 

○お問い合わせ先

〒543-0002 大阪市天王寺区上汐4丁目4-1

大阪府ITステーション

大阪府障がい者ITサポーター養成研修会 係

電話番号:06-6776-1241

FAX番号:06-6776-1281

E-mail:sapoken@itsapoot.jp

 

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【3】 障害者雇用支援月間について

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9月は「障害者雇用支援月間」です。

毎年9月1日から30日まで、事業主だけでなく、すべての人たちに障がい者雇用について広く知ってもらうことや、障がい者の自立を支援することを目的に、国や自治体などが協力して、啓発活動が行われます。

障がい者雇用をテーマとした写真・絵画コンテストの厚生労働大臣賞受賞作品が「障害者雇用支援月間ポスター」としてさまざまな場所に掲示されます。その他の入賞作品も一緒に全国5か所の会場で展示されます。

大阪会場での開催は以下のとおりです。

日時:令和5年9月20日(水)から9月22日(金)まで

   午前9時から午後5時まで

   (22日は午後3時まで)

場所:大阪市役所1階正面玄関ホール

   (大阪市北区中之島1-3-20)

交通アクセス:OsakaMetro御堂筋線・京阪電車本線「淀屋橋駅」1番出口すぐ

   または京阪電車中之島線「大江橋駅」6番出口すぐ

 

この月間に「障害者雇用優良事業所等表彰式」が開催され、障がい者を積極的に雇用する事業所、障がい者の雇用と職業安定に貢献した団体や個人、長期勤続している障がい者、啓発ポスター原画入賞者等が表彰されます。

 

詳しくは、下記URLをご参照ください。

https://www.jeed.go.jp/disability/activity/education/index.html

 

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【4】 (外部情報)大阪障害者職業能力開発校 テクノ講座(在職者訓練)のお知らせ

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テクノ講座は、在職者を対象に、職業に関する新たな知識・技能の習得や資格取得を支援するために、大阪府内の高等職業技術専門校で実施している短期間のスキルアップ講座(職業訓練)です。

大阪障害者職業能力開発校のテクノ講座は、現在、職業に就いている方で、身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳のいずれかをお持ちの方を対象としています

 

現在受付中のコース名:

・画像編集ソフト基礎

・表計算ソフトマクロVBA実践

 

9月1日から受付開始のコース名:

・データベースソフトマクロ基礎

・プログラミング基礎

 

日程・申込締切日・受講経費などはコースによって異なりますので、詳細については下記URLをご参照ください。

https://www.pref.osaka.lg.jp/tc-shogaisha/hp/tecentry2.html

 

問い合わせ先:大阪障害者職業能力開発校 テクノ講座担当

住所:堺市南区城山台5丁1番3号

電話:072-296-8311

FAX:072-296-8313

テクノ講座メールアドレス:osakasyogaisyatechno@gbox.pref.osaka.lg.jp

 

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【5】(外部情報)日本ライトハウス展~全国ロービジョンフェア2023開催のお知らせ

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西日本最大級の視覚障害者用具・機器展「日本ライトハウス展~全国ロービジョンフェア2023」(読売 光と愛の事業団共催)が9月29日(金)と30日(土)に天満橋のOMMビル2階展示場にて開催されます。

約40社・団体から視覚障がいのある方の生活を豊かにする最新の視覚障がい者用品や電子機器、スマホアプリ、パソコンソフトなどの展示・紹介・販売が行われます。また、注目・話題のテーマに関する特設ステージも開催されます。

 

日時:2023年9月29日(金) 午前11時から午後4時    30日(土) 午前10時から午後4時。 ※1日目と2日目で開始時刻が異なりますので、ご注意下さい。 会場:OMMビル2階 Cホール・Dホール 交通:大阪メトロ谷町線「天満橋駅」北改札口、    または、京阪電車「天満橋駅」東口から徒歩2分。入場料:無料。

 

出展者と出展内容が紹介されたガイドブック(点字、音声デイジー、大きめの活字、メール配信)の事前申し込みや詳細については、日本ライトハウス情報文化センターにお問い合わせください。電話番号:06-6441-0039

 

日本ライトハウス展の最新情報及び詳細については下記URLをご覧ください。https://www.lighthouse.or.jp/iccb/informations/informations-36516/

 

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【6】 幸田麻由の職場レポート

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ポーランドの交通事情その3 ―― 電車について ――

 

今回は6月号に引き続き、大阪府ITステーション元職員で現在はポーランドに在住しているAさんにバリアフリーの視点から「ポーランドの交通事情」という話題でインタビューをしましたので、その内容を紹介します。

インタビューでは、「ポーランドの道路事情」「ポーランドのバス・トラム(路面電車)について」「ポーランドの電車について」という3つの話題で話を聞きました。今回は、電車について紹介します

 

幸田:ポーランドでは日本のように街中に電車が通っていますか。

Aさん:首都のワルシャワには、日本の都会のように、街中を循環する電車がありますが、他の街だと電車で行ける場所が限られています。近距離の移動にはバスやトラムを利用することが多いですね。遠距離や目的地に電車の駅がある場合は電車を利用します。

 

幸田:ポーランドの電車の運賃はいくらくらいですか。

Aさん:日本の運賃よりも、少し安いと思います。例えば、私が住んでいるトルンから隣町のビドゴシュチまでは約35キロ・所要時間40分ほどで12ズローチ80グロッシェ(約454円―8/23現在為替レート)です。

長距離電車の場合は、トルンからウクライナとの国境近くの街ザモシチまでを例に挙げると、約500キロ・所要時間7時間ほどで82ズローチ(約2,900円)です。長距離は特に安いですね。

ちなみにポーランドでは、料金を払えば自転車を電車に乗せることができます。例えば、電車で30分くらいの距離であれば、乗車運賃が12ズローチ15グロッシェ(約431円)、自転車の運賃が8ズローチ(約284円)です。

 

幸田:電車の乗車券はどのようにして購入しますか。

Aさん:大きな駅であれば、基本的には有人の乗車券売り場で買います。

ただ、窓口が少なかったり対応に時間がかかったりするため長蛇の列ができ、どれだけ待たされるか分からないのが困ります。券売機がある駅もありますが、同じ路線内に複数の鉄道会社の電車が乗り入れているため、非常に複雑でわかりづらいです。

買った乗車券と異なる鉄道会社の電車に乗ってしまうと、検札時に理由の如何に関わらず罰金が課されたりします。都会では理不尽なことが多いですね。トラブルを避けるために時間をかけて窓口で乗車券を買う方が良いのかもしれません。

また、多くの駅には乗車券売り場がありません。利用者はインターネットでチケットを購入するか、電車に乗ってすぐに車掌を探して乗車券を購入します。但し、都会の電車では、検札時に乗車券の購入を申し出ても無賃乗車として罰金を課されることもあり、車掌によって対応が違うのも困りものです。その点、田舎の電車は、車掌も親切に対応してくれますよ。

長距離でも短距離でも、インターネットからオンラインでチケットが購入できるので、乗車時間が決まっているならば利用する方が良いと思います。ちなみに、乗車券は、日本のように当日有効というものがなく、「この時間に発車するこの乗車券」を購入するのです。

 

幸田:乗車券は電車の降車時などに運転手や車掌に渡すのですか。

Aさん:乗車券は電車を降りたら捨てますが、乗車中は検札に来た車掌に見せる必要があるので、常に持っておかなければなりません。長距離電車では、車掌が変わるごとに検札に来ます。

インターネットで購入した乗車券は、スマホの画面を見せると車掌が表示されたQRコードを機器で読み取っていますね。乗車券売り場や車掌から直接購入した乗車券(レシートのようなもの)にはバーコードが印字されているので、車掌は同じようにそれを機器で読み取っています。乗車券と合わせて身分証明書の提示を求められることもあります。

 

幸田:さて、バリアフリーの話ですが、駅構内には、日本のように点字ブロックが引かれていたり、エレベーターやスロープが設置されていたりしますか。

Aさん:駅構内やホームに大まかな道を案内する誘導ブロックが引かれているところもありますね。ホームの線路側や階段の前後には日本でいう警告ブロックも引かれています。但し日本のように電車の停車位置を正確に決めていないため、その時々によって乗降口の位置が変わるんですよ。乗客は電車が止まってから入口に集まってきます。残念ながら大阪の地下鉄などにあるような乗車位置を示す点字ブロックはありませんね。

エレベーターやスロープについては、少しずつ設置場所が増えているとは思いますが、まだまだないところの方が多いです。

 

幸田:日本では駅構内の電車の入線や発車を知らせるアナウンス、電車内での駅名のアナウンスがありますが、ポーランドにもそのようなアナウンスはありますか。

Aさん:電車が到着する10分程度前に「○○番線に△△行きの電車が来ます」というアナウンスが1度だけありますね。そのあとはアナウンスも音楽も無く電車が到着します。アナウンスが小さくて聞こえないことも多いです。

旅客案内板と到着した電車にも行先が表示されていますが、複数の電車が短い間隔で出入りするホームでは、視覚に障がいのある方には同伴者がいないと、アナウンスだけでは厳しいと思います。

電車内では、次の到着駅のアナウンスが駅に到着する10分程度前にありますが、聞こえないときもあります。アナウンスの無い電車もあったと思います。次の駅名を知らせる電子案内板が付いている電車が多いですが、見ていると既に過ぎた駅名をずっと表示していたりします。まだまだバリアフリーとはいえませんね。

余談ですが、ポーランドでは、自分が降りる駅に着くアナウンスが流れると、多くの人が出口に向かって歩き出します。

 

幸田:日本では高齢者や障がいのある方、妊婦、子ども連れなどが優先的に座れる優先座席がありますが、ポーランドにも優先座席はありますか。

Aさん:優先座席、ありますね。しかし、日本のように座席のシートの色が一般のシートと異なっていたり、優先座席の絵が描かれているわけではなく、窓に「優先座席」とシールが貼られているだけです。なので、優先座席に座っていると気づいていない人もいると思いますよ。あと、車いすの方には、電車の中にわかりやすい車いす用のスペースがありますね。

 

幸田:日本では、電車とホームの間の段差が低く乗降しやすい車両が増えつつありますが、ポーランドの電車はいかがですか。

Aさん:ポーランドの首都ワルシャワ近郊の路線や、私が住んでいるトルン近郊のローカル線には新しい車両が導入され、電車とホームの間の段差が低いバリアフリーの車両が増えてきているようですよ。

しかし、田舎の電車や長距離路線の電車は、階段状になっている車両が多く、高齢者や障がいのある方、大型キャリーバッグの人やベビーカーを押す人には電車の乗降が大変そうです。また、車内の通路も狭く、移動するのも一苦労のようです。車いすの方が長距離電車に乗るのは結構大変だと思います。見たことはありませんが、車いすの方が乗れるように乗務員が総出で車いすの方を乗せるのだと思います。混雑している電車では肩身も狭いでしょうし、入り口付近で待機している人もいると思います。

 

幸田:日本では障がいのある方は障がい者手帳の等級により、電車などの乗車運賃の割引制度がありますが、ポーランドにもそのような制度がありますか。

Aさん:バスやトラムと同様、障がいのある方や高齢者は乗車料金が無料になったり、大幅な割引になる制度があるようですね。詳しくは知りませんが、障がいのある方は障がい者カードや身分証明カードを提示すると、障がいのある方とその介助者の運賃が割り引かれたり無料になったりするようです。高齢者の場合は、様々な制度があるようです。

 

幸田:日本では長距離路線などに有料の座席指定電車がありますが、ポーランドにも有料の座席指定電車はありますか。

Aさん:ポーランドでは私の知っている長距離電車は座席指定のみのようです。電車の料金は、距離によって異なります。日本のように特急券や座席指定の券はありません。それで座席が残っていない場合は、通路に立ったままか入口やトイレの前に座っていますね。

座席が空いていれば座ってもいいと車掌が言うので座る人もいます。そのため、日本では考えられないのですが、電車に乗ると自分の席に誰かがすでに座っていることが多々あります。その場合、座っている人に言って席を空けてもらいます。

しかし、時には知らない顔をしたり、文句を言って座席を空けない人もいます。若い女性が、自分の席に座っているおばさんに席を空けるようお願いしたのに聞き入れてもらえず、あきらめて立ったまま電車に乗り続けているのを見たことがあります。このような場合は、車掌に連絡して対処してもらえばよいのですが、相手が自分より年上の場合はそこまでできないですよね。

 

幸田:海外では、電車もバス同様によく遅れると聞きますが、ポーランドの電車は、時刻表通りに来ますか。

Aさん:電車もバスと同じく遅れることが多いですよ。10分・20分の遅延は遅れたうちにはいりません。1・2時間の遅延はよくあることです。「30分遅れ」が「1時間遅れ」に、そして「2時間遅れ」となり、最後には「やっぱり来ない」ということもあるようです。

私も実際に経験しましたが、ある駅で「乗客が急病で倒れました」とアナウンスがあり、その後何の説明もなく5時間以上電車で待たされました。電車が遅れても日本のように丁寧なアナウンスはありません。また、トラブル時のマニュアルなどもなさそうで…。長時間何の情報もないまま、不安を抱えた状態で待たされることが多々ありますね。

 

幸田:電車が遅れたり運転を取りやめたりした場合、購入していた乗車券の返金などは行われますか。

Aさん:駅にもよりますが、乗り遅れや電車の遅延などで予定していた電車に乗れなかった場合、乗車券売り場で手続きするとその場で現金で返金してもらえます。

売り場が無かったり、他の理由ですぐに手続きできない場合は、インターネットからとてもわかりにくい複雑な返金申請書を提出して返金手続きをします。このケースでは、返金まで数カ月かかりました。また、電車が大幅に遅れたときなど、運賃の一部が返金されるケースもあります。

 

今回は、ポーランドの電車について紹介しました。いかがでしたか?

乗車券の買い方が複雑だったり、長距離列車には階段などがあり、乗りづらそうだったりしますが、レトロな雰囲気があり、一度乗ってみたいと思いました。また、電車内では、初対面の人に話しかけられることが多いそうで、現地の人との交流も楽しめそうですね。ポーランドの温かい街の雰囲気が伝わってきます。

 

今回もポーランドの電車の写真をいただきました。ご興味のある方は下記URLにアクセスしてぜひご覧ください!

http://www.itsapoot.jp/mailmaga/PolandRepo3.html

 

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【7】 今月のひとこと

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「旬:実りある季節」

 

明日から9月ですね。

9月は「長月」や「夜長月」といわれています。日本では旧暦の9月を「長月」と呼んでいたそうです。「長月」の由来には、「稲刈月(いねかりづき)」が「ねかづき」となり「ながつき」となったという説や「稲熟月(いねあがりづき)」が略されたものという説などがあるそうです。

 

稲をはじめとする農作物は、暑い夏のエネルギーを蓄え、収穫の秋を迎えます。また、この季節は、米以外にも「梨」「無花果」「里芋」「ずいき」など、美味しい旬の食べ物が出回ってくる食欲の秋!です。

 

9月は夏の疲れも出てくるので、私達も旬の食べ物をいただき、夏の疲れを吹き飛ばして実りある季節にしたいですね。  (文:O)

 

では、また次号でお会いしましょう。

 

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