ここで安心ワンポイントアドバイス

GOサインとNO-GOサインを見極める

2018年12月28日

コミュニケーションにおいて、「今、話しかけていいかどうか」のタイミングを判断することは大切です。そんな時に判断の目安になるのが、GOサイン(ゴーサイン)とNO-GOサイン(ノーゴーサイン)です。

GOサインとは、相手の話しかけに応じることができる、話を続けても大丈夫という時に出るサインです。逆にNO-GOサインとは、なにか理由があって、今はこれ以上話す余裕がない時やそろそろ話を切り上げたい時に出るサインです。


知っておくと役に立つ
GOサインとNO-GOサイン

★話しかけた相手の様子
 

GOサインの目安

NO-GOサインの目安

視 線

こちらを見ている

うつむいて視線が合わない、

他の方を見ている

身体の向き

こちらを向いている

違う方向を向いている、

背を向けている

姿 勢

姿勢を正している
もしくは
リラックスした姿勢でいる

他のことをしている

だらけている

表 情

にこやか、笑顔、話題にあっている

けわしい、無表情

ジェスチャー

うなずき、あいづち、動作がある

貧乏ゆすり、じっとしている

声の大きさ

相手に聞こえる声、少し大きめ

小さい、声に出さない

声の調子

高い、明るい、はずんでいる

低い、暗い、抑揚がない

会話の内容

相手の話に合う応答、質問

相手の話と違う内容

判断 Goサインの時は話しかけても大丈夫 NoGoサインの時は話しかけない方が良い

練習場面

GOサインとNO-GOサインを見極めるのが難しい時の対応

例:昼食後、新聞を見ている同僚に話しかけてもいいのかサインがわからない時

自分:(相手のそばに近づく)  【ステップ1】
(相手を見て、相手が新聞から顔を上げた時に)  【ステップ2】

「○○さん、今話しかけても大丈夫ですか?」 【ステップ3】

相手:(視線が合って)「大丈夫ですよ。」

ステップ

  1. 相手の様子を確認する
  2. 相手が気づいた時に前置き(「今、いいでしょうか」など)
  3. 相手がGOサインであれば話を始める

※GOサインかNO-GOサインかの判断が難しいと思った時は、前置きをおいて今話しかけても大丈夫かを言葉で確認しましょう。

ポイント

  • 相手の視界に入る
  • 相手を見る
  • 前置きをいって確認する